|
二人の年月 (エメラルドコミックス ハーレクインシリーズ)
←またしても横で時々宣伝しているレンタルコミックサイトで読んだ本ですが、一冊で完結しているので読みやすかったです。絵も私がよく読んでいた少女漫画のような感じでした。 幼い頃、里子として両親が引き取った年上の少年カイルに反発して、自殺未遂までして彼を遠ざけた主人公。しかし、年月が経ち老いた父が倒れ、莫大な入院費と手術代が必要になる。未だに彼に会いたがっている両親のために、主人公は仕事で成功したカイルに会いに行く。昔と同じように最初は反発する二人だが、主人公の家のボイラーが故障したため一緒に暮らすことになり、やがて自分の心に気づいていく……という、まあよくある流れですね(笑)。 よくある流れだけど、欧米の味付けと日本、または韓国の味付けは全然違うものになるのでおもしろいです。日本だと多分主人公の性格が後ろ向きでうじうじして自立してない女性になりそうな気がするし、韓国だと家族が親戚がとわあわあ外野が騒ぐし、主人公二人はそれに最後まで翻弄されるでしょう。やはり恋愛や結婚に対する考え方の違いで、ストーリーや主人公の性格などが変わる。欧米テイストだと、当事者だけですむんですよね。文化の違いだなぁ。そういうところも楽しめました。 この話の主人公は、両親のことももちろん愛していて気に掛けているけれど、あくまでも「個」として存在している。きちんと自立しているし(精神的にも経済的にも)、その上で人を好きになることと向き合う。この「自立している」というところが、少女漫画主人公嫌いなわたしでも最後まで読めた最大のポイントです。だからこそ、ラストでの大団円も素直に「いいなぁ」と思えた。 まあ、いろいろと臭いけど、読んだあとに幸せな気持ちになれる一冊です。 |
||
|
|
|
|
|
||
| 管理者だけに閲覧 | ||
|
|
||
|
|
||
|
|
|
| ぼうふら日記 |
|



